プレスリリース
報道関係者 各位
2025.03.24
umamill株式会社
農林水産省の令和6年度「サプライチェーン連結強化緊急対策」に採択
~「カナダ定常商流構築協議会」を設立・運営へ~
ソフトバンク株式会社のグループ会社で、日本食輸出のB2Bプラットフォーム「umamill(ウマミル)」を提供するumamill株式会社は、農林水産省の令和6年度「サプライチェーン連結強化緊急対策」(以下「本事業」)の公募※1において、補助事業者として採択されました。本事業の一環として、umamill株式会社は、カナダ市場への日本食品の安定的な輸出を目指し、2025年4月に、「カナダ定常商流構築協議会」(以下「本協議会」)を設立して運営を開始します。
■協議会の設立目的
本協議会は、日本産乳製品および関連食品(ロングライフ牛乳※2、チーズ類、冷凍デザート、菓子類、ゼリー類)をカナダ市場(特に非日系市場)へ持続的に供給するために、メーカー、輸出商社および輸入商社が連携し、安定した商流を構築することを目的とします。本事業を通じて、カナダ市場における日本食品のプレゼンスを高め、競争力のある供給体制を確立し、日本の食品輸出の継続的な成長を促進します。
■具体的な目標
●日本産乳製品および関連食品の認知度向上と販路拡大
カナダ市場(特に非日系市場)における日本食品の浸透を図り、プレゼンスを強化。
●ロングライフ牛乳の輸出を起点とした商流モデルの確立
カナダに輸出実績のあるロングライフ牛乳のさらなる市場展開を促進するとともに、その他の乳製品および関連食品の販路拡大に向けた基盤を構築。
●効率的なサプライチェーンの構築とコスト削減
物流体制の最適化により輸送・流通コストを削減し、競争力のある商品価格の設定を実現。
●非日系市場向けのプロモーションとブランド確立
現地の大規模流通チャネルを活用して日本食品を展開することで、日本食品のブランド価値を確立。
■事業の内容
本事業では、日本国内の食品生産者および加工業者とカナダの非日系市場を結ぶ、効率的かつ持続可能な商流モデルを構築し、単発の輸出ではなく継続的な輸出を可能にする「定常商流」の確立を目指します。
umamill株式会社は、本協議会の設立を通じて、日本産乳製品および関連食品の持続的なカナダ市場への輸出を推進するとともに、将来的な北米市場への本格展開に向けた基盤を築くことを目指します。
※1 詳細はこちらをご覧ください。
※2 長期保存が可能な牛乳
■「umamill」について
「umamill」は、海外の食品バイヤーに日本の食品メーカーのサンプル品を届けることで、日本の食品メーカーの輸出機会の創出と、海外の食品バイヤーの商品ラインアップの拡充を推進することを目的とした日本食輸出のB2Bプラットフォームで、「日本の全ての食品メーカーが輸出に挑戦できる場をつくる」をコンセプトにしています。日本の食品メーカーは自社の商品情報や画像を「umamill」に無料で掲載することができ、海外の食品バイヤーは「umamill」で商品を購入する前に、各食品メーカーからサンプル品を無料で取り寄せることができます。海外への輸送および輸出に関する各種手続きなどは、輸出事業者であるumamill株式会社が行うため、日本の食品メーカーは国内バイヤーとの取引と同様の手続きで、商品を海外に輸出することが可能です。詳細はこちらをご覧ください。
- SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
- その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名などは、各社の登録商標または商標です。