プレスリリース
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2023.01.26
umamill株式会社

umamillとH&Wが連携して海外ニーズに対応した商品開発で日本食メーカーの輸出拡大を支援

ソフトバンク株式会社のグループ会社で日本食輸出支援プラットフォーム「umamill(ウマミル)」を運営するumamill株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:松原 壮一朗)と、日本産加工食品の共創開発プラットフォームを運営するエイチアンドダブリュー株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役:橋爪 敦哉、以下「H&W」)は、日本食の輸出拡大に向けた連携に関する協定を2023年1月26日に締結しましたのでお知らせします。

日本では、人口減少に伴う国内市場の縮小や海外での日本食の人気の高まりを受けて、輸出にチャレンジしようとする食品メーカーや生産者(以下「食品メーカー」)が増えています。一方、日本で販売する商品をそのまま輸出した場合、海外のバイヤーや現地の消費者は販売方法や調理法・食べ方が分からないという理由で仕入れや購入をちゅうちょするため、販売の機会損失につながります。この課題を解決するために、umamill株式会社とH&Wが連携して、それぞれが輸出支援事業を通して得た知見やノウハウ、提供するサービスを互いに組み合わせることで、日本食の輸出拡大を目指します。

具体的には、両社が連携し、「umamill」に商品を掲載する日本の食品メーカーに対して、海外のバイヤーや消費者のリアルなニーズの分析をベースにしたマーケティングプランの策定や、パッケージの方法やデザイン、調理法などを工夫・改良した商品開発に関する提案・支援を提供します。商品開発では、輸送や保管の際に管理しやすい缶詰・瓶詰・レトルトパウチなどの常温加工食品の試作から小ロット製造、商品化、販促までをワンストップで支援する、H&Wの商品開発サービス「シサクル」を活用します。海外バイヤーに対しては、現地スタッフによる商談やメールマガジンを通して日本食への需要を認知させるとともに、商品の調理法や、他の商品とセットにするなどの売り方に関するアドバイスを行うことで販売活動を支援し、売上拡大に貢献することを目指します。これらの取り組みにより、日本の食品メーカーに対して、商品をumamillに掲載した後のサンプル依頼回数の増加や輸出成約率の向上、輸出量の拡大などのメリットを提供します。umamill株式会社とH&Wは、海外ニーズに対応した商品開発およびマーケティングにより新たな需要を創出し、日本の食品メーカーの海外市場の開拓を全面的に支援していきます。

<連携のイメージ>
国内と海外の連携イメージ

■「umamill」について

umamill株式会社は、ソフトバンク株式会社および同社のグループ会社の従業員を対象とした新規事業提案制度「ソフトバンクイノベンチャー」を活用して、2019年4月に設立された会社です。「日本の全ての食品メーカーが輸出に挑戦できる場をつくる」をコンセプトに、海外の食品バイヤーに日本の食品メーカーや生産者のサンプル品を届けることによる輸出機会の創出と、海外の食品バイヤーの商品ラインアップの拡充を推進することを目的としたプラットフォーム「umamill」を提供しています。日本の食品メーカーなどは自社の商品情報や画像を「umamill」に無料で掲載することができ、海外の食品バイヤーは「umamill」で商品を購入する前に、各食品メーカーなどからサンプル品を無料で取り寄せることができます。海外への輸送とそれに関わる手続きなどはumamill株式会社が代行するため、日本の食品メーカーなどは国内のバイヤーとの取引と同様の手続きで商品を海外に輸出することが可能です。詳細はこちら(https://umamill.jp/MeritPage)をご覧ください。

●SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。

●その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名などは、各社の登録商標または商標です。

<本件に関するお問い合わせ>
umamill株式会社
Email: support@umamill.jp