プレスリリース
報道関係者 各位
2022.06.01
umamill株式会社
農林中央金庫などが出資するアグリビジネス投資育成から資金調達
ソフトバンク株式会社のグループ会社で、日本食輸出支援プラットフォーム「umamill(ウマミル)」を運営するumamill株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:佐藤 晶洋)は、2022年5月31日に、農林中央金庫をはじめとしたJAグループなどが出資する投資会社のアグリビジネス投資育成株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施しました。調達した資金は、日本食の輸出拡大に向けた体制の強化や「umamill」の機能強化、海外販路開拓、マーケティングなどに充てます。なお、ソフトバンク株式会社の子会社であるSBイノベンチャー株式会社が引き続きumamill株式会社の筆頭株主です。
日本の食品メーカーや生産者(以下「食品メーカー」)は、海外で日本食の人気が高まっている一方で、人口減少に伴う国内市場の縮小や、自由貿易圏拡大による輸入食品との競争激化などの課題を抱えています。また、日本政府は、農林水産物・食品輸出額目標(2031年までに5兆円)を掲げ、その達成に向けた取り組みを進めています。umamill株式会社は、「誰もが輸出に挑戦できる場をつくる」をミッションに、輸出を行う際にハードルとなるコストやノウハウ、言語などの課題を解決する日本食輸出支援プラットフォーム「umamill」の提供を通して、日本の食品メーカーの輸出を支援しています。
umamill株式会社は、2020年3月に、「umamill」に出展する国内企業の拡大を目指して農林中央金庫と業務提携したのに続き、2021年7月には、JAグループを中心とした食品メーカーの輸出機会の創出を目的にJA全農インターナショナル株式会社と業務提携するなど、JAグループと協力して、日本各地の農業法人が生産する特色ある地域産品の輸出拡大に取り組んできました。今回のアグリビジネス投資育成株式会社からの資金調達により、umamill株式会社は、JAグループとのシナジーを生かしながら、事業拡大に向けた取り組みをより一層推進していきます。
■umamill株式会社の株主
SB イノベンチャー株式会社、アグリビジネス投資育成株式会社、名鉄協商株式会社、旭食品株式会社、他
■「umamill」について
umamill株式会社は、ソフトバンク株式会社および同社のグループ会社の従業員を対象とした新規事業提案制度「ソフトバンクイノベンチャー」を活用して、2019年4月に設立された会社です。「日本の全ての食品メーカーが輸出に挑戦できる場をつくる」をコンセプトに、海外の食品バイヤーに日本の食品メーカーや生産者のサンプル品を届けることによる輸出機会の創出と、海外の食品バイヤーの商品ラインアップの拡充を推進することを目的としたプラットフォーム「umamill」を提供しています。日本の食品メーカーなどは自社の商品情報や画像を「umamill」に無料で掲載することができ、海外の食品バイヤーは「umamill」で商品を購入する前に、各食品メーカーなどからサンプル品を無料で取り寄せることができます。海外への輸送とそれに関わる手続きなどはumamill株式会社が代行するため、日本の食品メーカーなどは国内のバイヤーとの取引と同様の手続きで商品を海外に輸出することが可能です。詳細はこちら(https://umamill.jp/MeritPage)をご覧ください。